日本における食品包装用塩ビ・ストレッチフィルム(以下、塩ビラップ)は、1960年代後半に使われ始めました。ちょうどセルフサービス販売のスーパーストアーが誕生した頃のことです。このスーパーストアーの出現は、私たちの日常生活や買い物行動に大きな変化をもたらしました。特に、生鮮食品の売り方・買い方を大きく変えました。セルフサービス販売では、生鮮食品でも適当な単位・量にパックして陳列し、お客様に提供しなければなりません。そのために、どうしても必要だったのが塩ビラップとトレーでした。

どうして塩ビラップだったかと言いますと、生鮮食品をラップするための優れた性質(ガス透過性、透明性、伸縮性等)があり、適正な価格で提供されたからです。
その後、スーパーストアーが多店舗展開を行い隆盛期を迎えると、生鮮食品のラッピングも、高速包装機などの設備をそなえた中央(一ヶ所)で大量・一括で行う、セントラル・プリパッケージング(CPP)の時代になり、現在に至っています。

このCPPの時代以降、食品の鮮度保持、高速ラッピングにおける機械適性、配送・輸送時の商品保護や温度管理適性など、より多くの機能・条件がラップフィルムに求められるようになります。ここでも塩ビラップは、品質の向上によりほとんどの条件・要求に応えてきた、欠くことのできない食品包装用ラップフィルムです。
もちろん、皆様からご指摘された問題もありましたが、その多くが私たちの広報活動不足による誤解であり、また一部は解決されています。

今後も皆様のご意見を重要な指針とし、さらなる品質向上を目指して努力をしてまいりますので、塩ビラップの必要性と優れた機能をご理解くださるようお願い致します。

 

 


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