日本ビニル工業会、ストレッチフィルム部会参加各社は食品包装用塩ビ・ストレッチフィルム(以下塩ビラップ)の安全性を消費者の皆様方に理解していただくため、情報開示を順次いたしております。2000年12月塩ビラップを構成している化学成分を、下記のように開示し、2002年3月可塑剤、同年7月安定剤の安全性情報を開示いたしました。この度、更に防曇剤の安全性情報を開示することといたしました。
各社は、これら化学物質の中からいくつかを選んで塩ビラップを製造しております。全ての化学物質は、塩ビ食品衛生協議会(JHPA)が食品包装用塩化ビニル製品に添加できると認可しているものです。
なお、これら化学物質に対するご質問がございましたら、事務局までお問合せ下さい。

 

(作成:2000.12/改訂:2001.12、2002.7 2003.3 2010.12)
・ポリ塩化ビニル
・アジピン酸 -ジ-n-アルキル ・アジピン酸-ジ-アルキル
・アジピン酸ポリエステル ・グリセリン酢酸脂肪酸エステル ・エポキシ化大豆油
・エポキシ化亜麻仁油 ・エポキシ化亜麻仁油脂肪酸ブチル
・エポキシステアリン酸オクチル
・カルシウム化合物 ・亜鉛化合物(非水溶性) ・マグネシウム化合物
・イオウ系酸化防止剤 ・フェノール系酸化防止剤 ・アルコール類 ・パラフィン類
・リン化合物
・グリセリン脂肪酸エステル ・ソルビタン脂肪酸エステル 
・ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル・ポリエチレングリコール脂肪酸エステル
・ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
・ステアリン酸等の高級脂肪酸・脂肪族炭化水素系
・一価、多価アルコールの脂肪酸エステル
・ブタジエンメタクリル酸アルキルスチレン重合体
・トリデシルポリオキシエチレン(4〜10)リン酸
 
日本ビニル工業会 電話番号03-5413-1311(担当:鈴木)

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